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台風一過の彼岸花 [見沼の自然]

今年も地元さいたま市の見沼代用水東縁の彼岸花が咲きだしました。昨年は記録的猛暑で秋の訪れが遅れたせいか、平年より10日も遅い開花になりました。台風一過の今日、撮影に訪れました。今年は、平年並みの開花に戻ったようで、今、咲き始めの三分咲きぐらいでした。

見沼の桜はなぜか落葉が早く、彼岸花の咲く時期には例年すでにかなりの葉を落としてしまっています。桜の下に咲く彼岸花にクロアゲハが訪れていました。左下にチョコンと小さく見えます。

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クロアゲハとカラスアゲハの違いはよくわかりませんが、これは翅に青みがないので、クロアゲハと思われます。

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クロアゲハは蜜を吸うのに夢中で、なかなかじっとしてくれません。

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やっと止まってくれました。

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昨年は猛暑で10日も開花が遅れた彼岸花ですが、今年は平年並みに咲きだしました。暑さは今年も厳しかったと思うのですが、彼岸花の開花は気温だけではなく雨にも左右されるらしいので、昨年は今年より夏の雨が少なかったのかもしれません。

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同じ埼玉でも彼岸花の名所として知られる巾着田では見頃を迎えているようですが、見沼ではまだ咲き始めたばかりです。この写真は早めに咲いた個体を撮ったものですが、来週の後半には見沼でも満開の群生が撮れそうです。

IMG_6792A.jpg


こちらのブログで見沼の自然が紹介されています。
http://bibikota.cocolog-nifty.com/ujyaku/2011/09/post-65b4.html



追記:

IMG_6791A.jpg


後日、同じ場所で偶然ナガサキアゲハのメスの撮影に成功しました。ナガサキアゲハのオスは後翅に白斑がないのでクロアゲハとよく似ていて判別が難しいようですが、クロアゲハは後翅に尾状突起があるので突起のないナガサキアゲハと区別できるとのこと。この蝶は後翅に尾状突起がなく、翅の付け根にはクロアゲハにはないオレンジ色の斑紋が認められます。けれども白斑はないので、結論としてクロアゲハではなく、ナガサキアゲハのオスと思われます。
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