坪庭のツバキ

我が家の坪庭のツバキがポツポツと咲いています。眼前に二階家の隣家が迫る、奥行きわずか2メートルほどの小さな暗い坪庭です。

何分にも狭い庭なので、植木屋さんに他の木と一緒にツバキも毎年剪定してもらっています。剪定すると、日照が少ないこともあって、ツバキの花は毎年は咲いてくれません。昨年は思い切って剪定しないでもらったので、今年は数年ぶりに花が眺められました。

ツバキはちょうど桜が咲く頃、桜より早く咲きだして、桜より後まで咲き残ってくれます。これは品種名不詳の紅椿。野生のヤブツバキのような風情があります。

こちらも品種名不詳の白椿。

挿し木から育った八重の白椿は白乙女でしょうか。数十年経っているはずなのに高さは50センチほどです。

西洋椿のクリスマスビューティです。やはり挿し木苗だったので、開花まで優に10年以上かかりました。まだ枝が細いので花の重みに耐えかねて、下向きに垂れ下がって咲いています。

開き始めは濃い赤です。

開ききると官能的なローズピンクになります。