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初夏のエビネとウツギ [花]

日陰の坪庭で今年もエビネが咲きました。我が家の南側にある坪庭は、前の二階屋が接しているため、南側でも一日中ほとんど日差しは望めません。

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デジカメのISO400で撮影すると結構明るい庭に見えますが、これはカメラ側で明るさを補正してくれているからです。一日の中で一瞬、数分だけ日が射しますが、その一瞬を狙って撮ってみました。日が当たっていない暗い部分は、植わっている場所の本来の暗さがはっきりと映し出されました。

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本来の暗い中で撮ると、光は均一に回っているので、こんな感じに撮れますが、ISO設定は800まで上げています。実はエビネがこの暗さに適応して開花するのには10年以上かかりました。それでも、咲くようになってくれたのですから、人間の想像力を遙かに超えた植物の適応力の強さには驚かされます。我が家のエビネは種類ではキエビネになるのでしょうか。

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南側の坪庭はガーデニングには使えないので、ガーデニングは北側の駐車場脇とフェンスという限られたスペースで行うことになります。北側でも南側の坪庭より日差しには恵まれています。この北側のフェンスの下で育てているウツギが開花しました。40センチのプランター2つに4株ほど植わっています。もともと寄せ植え用に購入した小さな株でしたが、プランターに落ち着き場所を見つけました。

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プランターに植えてから3年以上経ちますが、毎年凄まじい勢いで新芽が成長します。これ以上大きくできないので、盛夏の頃まで繰り返し数回根本近くまで切り詰めます。それでも翌年にはこんなに咲いてくれる健気な花です。

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ウツギは日本に自生する植物のはずですが、ガーデニング用の花として登場するようになったのは、結構近年ではないかと思われます。

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ウツギが咲くと、ゴールデンウィークを前に、もう初夏という気分になってきます。初夏の白い花にはどことなくロマンチックな面影があって、ガーデニングで脚光を浴びるようになったのもわかるような気がします。

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