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初夏の見沼田んぼから [見沼の自然]

今日は地元、見沼田んぼを自転車でお散歩。見沼田んぼはさいたま市緑区と見沼区にまたがる田園地帯で都心から20キロ圏と30キロ圏の間とは思えない自然が残された一帯です。

見沼田んぼの東の端には見沼代用水東縁という農業用水が流れていて、この川に沿って緑のヘルシーロードという四輪とバイク侵入禁止のサイクリング、ジョギング専用道路が設けられています。今日は緑のヘルシーロードに沿って下流へとサイクリングしてみました。

見沼田んぼは今、田植えの季節。加田屋付近の見沼田んぼの風景です。

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田んぼの畔にはメタセコイアの植林が。

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メタセコイアは湿地を好むのか、見沼田んぼではあちこちで目につきます。ここのメタセコイアの植林の新緑は一際きれいです。

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加田屋付近の見沼代用水東縁の土手にはさいたま市では珍しいといわれるノアザミが自生しています。

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なおもヘルシー道路に沿って下流へと進むと見沼自然公園に出ます。見沼自然公園ではメタセコイアの大木が眼を惹きます。

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見沼自然公園の池では今、睡蓮の花が花盛りです。

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この池の睡蓮はピンクの濃淡や白など数種が見られます。

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見沼自然公園を抜けて緑のヘルシー道路をなおも南下します。ここらへんのヘルシー道路は環境景観意識からか石畳になっているので、自転車ではかえって走りにくい?

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ヘルシー道路の脇ではレモンイエローのコウゾリナ(顔剃菜)とピンクのレッドクローバーがコラボ。

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途中で横断する道路にはメタセコイアの街路樹の並木が。見沼はやはりメタセコイアの特産地のようです。

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ここらへんの見沼の斜面林は埼玉県の緑のトラスト保全第一号地になっています。

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緑のトラスト第一号地の斜面林の竹林です。見沼代用水東縁の中で唯一コンクリートではない護岸が残されている場所です。

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保全林の中は、遊歩道もなく自然のままの状態が維持されています。ボランティア以外の人の立ち入りも禁止されているようです。

保全林の入口は今日もボランティアの人々が大勢来ていて、地元の野菜を売る売店も設けられていました。売店の前で可愛い鼻黒の三毛猫がお出迎え。人によくなついている猫でした。

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保全林の裏手に回ると竹林の一部と地続きの歩道がありました。ここは個人の私有地ということですが、一般の人たちに解放されています。

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緑のヘルシーロードは行田市から川口市までの何と全長54キロにも及ぶそうです。今日走ったのはその極く一部です。この先さらに進むと、安行、川口を通って、東京の足立区、舎人の見沼代親水公園に至りますが、そこが見沼代用水の終点になるそうです。ここから10キロ強ぐらいの所なのに、そこはもう都内23区内です。自転車だとそんなに遠くない距離です。






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セイミー

アスチルベが宿根草園に咲いていたが名札が飛んで分からず撮るのを
やめました 野草みたいだけど園芸種なんですね
by セイミー (2012-06-05 09:16) 

Mickey

>セイミーさん、ご訪問ありがとうございます。
アスチルベは日本に自生するアワモリショウマの仲間でユキノシタ科だそうですが、バラ科のシモツケソウやその園芸種のキョウガノコに、葉も花も良く似ています。
by Mickey (2012-06-05 10:38) 

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