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見沼の遅咲きの彼岸花 [見沼の自然]

2010年、11年、今年と3年連続で猛暑になり、彼岸花も3年連続で開花が遅れました。彼岸花は地温が高いと花芽ができにくいらしく、昨年、一昨年は例年より約一週間、残暑が昨年よりさらに長かった今年は約10日ほど開花が遅れました。

地元、さいたま市見沼区の見沼代用水東縁(ひがしべり)の土手に咲く彼岸花も大幅に開花が遅れて10月5日現在、ちょうど満開を迎えました。

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見沼代用水が流れる見沼田んぼは都心から20キロ圏と30キロ圏の間に広がる、約1260haに及ぶ広大な田園地帯です。これは都内23区の一つの区ぐらいに匹敵する広さです。都内23区内や近郊にも畑はありますが、南北に約10キロにも及んで田園地帯が残されているということでは、ここは都心から最も近い片田舎といえるかもしれません。見沼田んぼは観光地ではないので、都心のこんな近くに、こんなに広大な田園地帯が残されていることはほとんど知られていません。

見沼田んぼは今、黄金の稔りの季節を迎えています。

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彼岸花の群生は見沼代用水東縁の土手に沿ってどこまでも続いています。ここの稲穂はまだ緑なので、晩生品種なのかもしれません。

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赤い弁財天堂には見沼田んぼの水神様である弁財天が祀られています。

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見沼代用水東縁の土手は桜の名所としても知られていますが、ここの桜は例年、彼岸花が咲くころには早くも紅葉してしまいます。今年は残暑が長かったせいか、これでも例年より随分と葉が残っています。例年は彼岸花が咲く頃にはほとんど葉を落としてしまっている年もあります。

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見沼代用水に沿って彼岸花ロードが続いて行きます。

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彼岸花はアップで見ると群生とはまた違った華やかさが感じられます。

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見沼代用水には近くの見沼自然公園からやって来たとおぼしきカルガモのペアが泳いでいました。カルガモは雌雄が見分けにくいので、カップルではないかもしれませんが。

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