坪庭のシャクナゲ

目にまぶしい新緑の中、我が家の坪庭も初夏らしくなってきました。アーチのツルバラのカクテルに続いて洋シャクナゲも満開になりました。

この坪庭は和風に作られていますが、洋シャクナゲが不思議に和にマッチしています。洋シャクは元来、遠い祖先には日本産のシャクナゲの血が入っているせいかもしれません。

日本に里帰りしたこの洋シャクは我が家の暗い坪庭の環境を気に入ってくれているのでしょうか? 陽当たりを求めて横へ横へと、植込みのラインに合わせるかのように横長に成長しました。

花のない無名の苗で購入したのですが、洋シャクらしい淡いピンクの花かと思っていたら、咲いてみてビックリ!! 濃い赤紫色のその花は公園や歩道の植栽でよく見かけるツツジのオオムラサキのソックリさんでした。これで洋シャクナゲ!? 和風なのも納得です。

房になって手毬状に咲く姿はさすがにツツジよりも豪華で洋風です。

この洋シャクはグリエロスプレンダーという舌を噛みそうな名前がついています。やっとネットで名前をつきとめました。その名のようにアップで見るとスプレンダー（壮麗）です。

この坪庭では今、ヒューケラのストロベリースワールも花を着けてきました。風致草とのツーショットです。

ストロベリースワールはヒューケラがユキノシタの仲間であることを思い出させてくれて、和風の庭ともよく会います。

ヒューケラの花はニョキッと突き出て咲くので、花と葉をマクロで収めるのは難しいところがあります。これは花に焦点を合わせています。

ここらへんが花と葉の両方が収まるギリギリのバランスでしょうか。

タグ：グリエロスプレンダー シャクナゲ